主観と客観の一致
患者さんがうつ伏せになった時、歪みが大きい方ほど頭部に対して足腰が斜めに位置します。
その状態では骨の位置を正しく診ることができないので、私が患者さんの身体を移動させて中心を合わせるのですが、必ずと言っていいほど「え、そこが中心なんですか!?」とか、「え、そんなに曲がってます!?」という言葉が返ってきます(*^-^*)
これは、患者さんの感覚と現実に隔たりがあるためですが、「何でわざわざずらすんだ?」と疑わしく思う方もいるかもしれないので、必ず説明をして場合によっては写真を撮って事実を客観視していただくこともあります。
しかし、施術によって歪みが減少すれば、その主観と客観は一致し始めます。
面白いのは、施術前も施術後も、患者さんの感覚としては「真っすぐ」ということです。
言い換えれば、歪みが大きい時は真っすぐの位置を誤解している状態なので、不意に怪我をしてしまう確率も上がると言えます。
特にスポーツをする方などは、身体の使い方ではなくその前提である姿勢の歪みにより、フォームが悪かったり余分な怪我をしてしまっているかもしれませんね(>_<)