昔のケガは関係ない?
問診の際、過去の大きなケガや事故の話しになったときによくあるのですが、それが何年も前の出来事であれば、多くの患者さんが「もうずっと前のことですよ」と仰います。
これは、ずっと前のことだから現在の症状には関係ない、という意味を含んでいます。
しかし、実は全く逆で、ずっと前に起きたことだからこそ現在の症状に関係している可能性が高いのです。
例えば足首のケガがあり、しばらくして痛みがなくなれば、本人の中で足首は「治った」という認識になります。
しかし、痛みが消えてもその時に発生した足首の歪みが残っている場合があります。
身体は、ある歪みに対して「補整」という形で無意識に別の歪みを作ります。
つまり、ケガの痛みが治ったとしても、その時に発生した歪みが直っていなければ、月日が経てば経つほど身体は影響を受けて全体姿勢は歪み、何かしらの症状が発生します。
身体の歪みを診てくれる院では、特に過去のケガや事故は先生にしっかりとお伝えすることをおすすめします(*^-^*)