マスクはするべきか
コロナ禍3年目が終わろうとしています。
マスク着用の是非には、ルールや感情が絡み合う非常に面倒な状況が続いています。
それとは別に、冬は防寒対策としてマスクを着けておいた方が安心です。
私自身は、何年も前から冬の外出時にはマスクを着けています。
防寒グッズのマフラーや帽子、手袋と同じ感覚です。
冬は空気がとても冷たく、肺が冷えることで体全体が冷える要素があるのですが、マスクはそれを防いでくれます。
現在、感染対策においては「屋外でのマスクは原則不要」となっていますが、本人の健康管理からは、冬こそ屋外で着用すべきと思っています。
新型コロナ発生から、ずいぶん時間は経ちました。
「専門家」と呼ばれる方々の意見に国民は翻弄されましたが、ずいぶん的外れなものが多かった事実もあります。
日々の生活に追われ、時間的余裕がない方が多いと思いますが、重要なことに対してはテレビや新聞の情報に受動的にならず、能動的に自ら取っていく姿勢を持たなければ、とんでもない後悔を生むこともあります。
武道の世界では、相手によって自分の意識が一点に集中させられると負けやすくなるのでこれを嫌いますが、それは武道に限った話ではありません。
意識や思考が一点に偏って全体を見失うと、必ずと言っていいほどおかしな結果になります。
東京の道場では、事あるごとに「物事には裏の裏の裏くらいまであるものだ」と教わりました。
それを理解するためには、良い意味で「個」と「主体性」を持ち、「自分で考える」ことが必要なのだと思います。